台風19号による被害について

令和元年10月、弊社加美加工場は台風19号により、甚大な被害を被りました。
加工場が1m以上床上浸水し、加工資材のほぼ全てが錆等の影響により廃棄せざるを得ない状態になりました。

 

被害は資材だけにとどまらず、様々な加工機械やトラック等車両が水没し廃棄・廃車となるなど、
加工場の業務停止に陥りました。

 

そのような中でも施工中のお客様にご迷惑をおかけすることはできません。
様々な方策を考えあぐね、会社としての今後の方針に思い悩んでおりました。

そんな中、同業他社の皆様から協力の申し出をご連絡頂きました。
加工機械の貸出や、運搬作業、組立作業など様々なご協力を頂き、
施工作業に大きな影響を及ぼすことなく完工に至ることが出来ました。

ご協力頂いた同業他社の皆様には感謝の念に堪えません。

また、加工場の再開に向けた作業の際にも関係者の皆様のご協力や、温かいお言葉を頂き、
より一層奮起することが出来ました。

現在では、泥の除去や加工機械の入れ替え、トラックの増車等全て完了し、無事業務を再開することが出来ました。

 

ご協力いただいた、同業他社の皆様、関係者の皆様には改めて感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

今回の台風は東日本大震災に次いで、新たな転機となったように感じます。

今後はより一層「鋼の力で地域の社会基盤」に貢献できるよう尽力致します。

 
 
株式会社小川鋼業
代表取締役 小川 勇一